2023年5月2日火曜日

何度目かの共有フォルダ設定メモ

  何度も躓いている共有フォルダ設定。virtualboxのバージョンが上がったり、ubuntu絡みのupdateがあったりするとおかしくなることがあって本体を入れ直すたび、共有フォルダを設定するのに手間が掛かっていた…印象があった(笑)。

  どこかで目にした対応で簡単に設定できることを知り、今までの手間が何だったんだろ、と思ったり…。で、結論から言うと共有フォルダを使うのに vboxsf のグループにユーザーを追加すればいいだけだった(らしい)。

  sudo adduser [ユーザー名] vboxsf

 をターミナルで一度入力するだけ。システムに記憶されるので以降起動すると自動的に利用できるようになっている。 以前も同じに処理できたのか不明だけど、当面この方法で対処できそうで嬉しい(笑)。


2022年4月5日火曜日

ネットワークは難しい

  素人なのに職場のLAN管理者もどきになってる。異動のシーズンになると、新しいアカウント作ったり、前の人から次の人にPCを受け渡したり…。その際、管理者権限が必要な各種設定の更新などもしなければならず、結構面倒。

  そんな中、他の部署の人が、ログインできないPCがいくつかあるんだけど見てくれないか、と言ってきた。全体のアカウント登録はこちらが他の部署の分もまとめて面倒見ているので、仕方なくそちらに出張(フロアをひとつ降りるだけだけど)。自分もやってみると確かにつながらない。「ドメインが利用できないためこの資格情報ではサインインできません」と言われてしまう。ドメインの設定なども特におかしな事はなさそうで理由が分からず、「調べてくるからちょっと待って」ということでその日は終了。

 翌日、ネットで色々調べて、対処法の候補を4つくらい用意。その間に、さらに他の部署から「ログインできない」といってPCが持ち込まれたので、更新作業用に控えてあった設定シートと照らし合わせながら色々設定を見直すと、古いサーバーの時の設定のままだった。前任者は、前のサーバーで使った資格情報が残っていたため、設定を更新しなくても使えていた模様。しかし、新しいアカウントでは、そのアカウントでログインしたことがないPCのため資格情報が保存されていないのでログインできず、新しいサーバーと通信もできないので「ドメインが利用できない~~」と言われてしまったのだった。前日のケースでは、たまにしかやらない作業なためサーバー設定等を暗記しているわけではないので、dnsサーバーのアドレスなどをザッと眺めただけ。正確に確かめたわけでは無かったので、あれも同じ原因だろうと推測して解決の道筋が見えた気分になっていた。しかし……(笑)。

  その後、前日の部署の人が、とりあえずこの2台見て欲しいと持ってきたので早速設定を確認。……ところが、こちらはすべて新しいサーバーなどの情報に書き換わっていて間違いなし。予想と違う事態に???。仕方ないので試しに自分のPCのLANケーブルを抜いて、調べて欲しいと頼まれているPCに刺して自分のアカウントでログインしたところすんなりログイン成功。もう1台も同じく成功。少しして様子を見に来た先程の人にも、その状態でログインしてもらうと同じく成功。

 ということで、その人に自分の部署に戻ったら「前と違うスイッチ、コンセントにつなげてログイン」するよう伝えて試してもらったところ、スイッチのポートによってつながるところとつながらないところがあったとのこと。結局、本体とは別のところに原因があり、しかも完全に通信ができなければ機器の故障を考えただろうが、インターネットは見られたり、ログインできる人もいたりと状態が一定しなかったので原因のしぼりこみができなかった。

 ホント、頭を悩ませて損した気分であった(笑)。

 

2021年9月20日月曜日

小さいSSDに換装

 ■小さいSSDに換装

 サイズの大きなHDDが遅いのでSSDに換装しようとして迷走したのでそのメモ。


■まず「EASEUS ×××」は無料で使えない!!
 (無料でSSDに移行できるという情報は不正確)

 「無料 小さいSSDにクローン」などのキーワードで検索すると「EASEUS ×××」を使った紹介記事がたくさんヒットする。数年前、同じような作業をデスクトップで行って成功していたので、今回も簡単にできるだろうと考えていた。
 ところが、現在ダウンロードできるバージョン13.5では、システム・クローンだけでなく単純な「パーティション・クローン」も有料となっており、無料のような感じで画面が進むが設定を終わって実行のボタンを押すと製品版のアップグレードを要求してきて、結局無料では何にもできないこととなる。時間が無駄になるので「最初から明示しろ」、と不毛な仕様に憤慨(笑)。結局、紹介記事はどれもバージョン12.0の時代のもので、その当時はパーティション・クローンだけなら無料だった様子。したがって、現在(2021.9月)では「EASEUS」のソフト群は無料クローン作業には使えない模様。
 同じように「AOMEI ×××」も紹介されているが、HDDがMBRではなくてGPTだと有料なので、こちらも対象外。GPTでもブータブルディスクを作ると可能なようだが、今回そちらは試さなかった。その他、Mini Tool やメーカー製の無料ソフトも小さいSSDにクローンできる作りになっていなくてダメ。Windowsをクリーンインストールしてバックアップ・イメージから復元という方法も試したが、保存してあるはずなのにイメージがないと言われて失敗。ここは細々条件があるのかもしれないしそこまで試さなかったので断言はできないが、復元で引っ越す方法は難しそうな印象。
 それで、色々調べて最終的に成功したのが Macrium Reflect Free を使う方法。バージョン8から日本語も使えるようになったようで、バージョン7がフリーになっている模様。インストールや操作方法は、他に紹介サイトがあるので詳細は割愛して、我が家の作業の概要だけ紹介する。

■対象HDDにはパーティションが7つ!!
 作業の対象は、Windows8/8.1時代のVAIOノート。Windows10にアップグレードしてあるものの反応が遅過ぎて耐えらないってことで換装した。HDDは1TB、2012年の東芝製。Cドライブだけの運用で、ほとんど空きスペース。今後も簡単な作業ができる程度で構わないので240GBのSSDを用意した。
 無料のクローンソフトを探す過程で、UEFIだと、EFIシステムパーティション、Cドライブ、回復パーティションがあれば起動するという記述を見つけ、「システム・クローン」でなくても単純な「パーティション・クローン」で作業が可能なことが分かった。そこで、「ドライブの管理」でパーティションを調べると、回復パーティションが4つ!! 他にメーカー絡みのパーティションもあって全部で7つのパーティションがあることが判明! ネットで調べると、回復パーティションはWindowsが大きなupdateを行う時に作られるものらしく、今回のようにWindows8/8.1 → Windows10、さらにさまざまなupdateを繰り返しているPCの場合、回復パーティションが複数になっているのは当然のことらしい。
 Macrium Reflect は、クローンを作成する際、コピー元のドライブからコピーするパーティションを左詰でドラッグ&ドロップするので、対象となる回復パーティションを選択しなければならないが、どれを選べばいいのか分からず??? 色々調べていると、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し「regagent /info」で回復パーティションが分かるということが判明。

 こんな感じでパーティションの場所を教えてくれる。画像は今使っている自作デスクトップの場合で、回復パーティション、WindowsREがドライブ0のパーティション2であることを示している。また、メーカー製PCの場合、初期状態に復帰するため出荷段階のドライブイメージが保存されていたり、メーカー独自のプログラム等が格納されているパーティションがあったりで、さらにパーティションが多くなっているらしい。VAIOにも30GBを超えるパーティションが非表示になっていて、ここに復元用のドライブ・イメージが保存されているらしい。もっとも、今さら出荷時のWindows8/8.1に戻されて仕方がないので、ここは不要と判断した。また、SONYのシステムパーティションが先頭にあり独自機能を格納しているようだが、今後の使い方を考えると、Windowsの基本機能だけで十分なので不要と判断。もし不具合が出てきたら、再度HDDからクローンを作り直すこととし、今回は対象としないこととした。(しばらくオリジナルのHDDはフォーマットしないで保存しておく必要)
 ということで、EFIシステムパーティション、Cドライブ、回復パーティション(今回はパーティション6だった)の3つをD&Dして実行。Cドライブは、そのままだと240GBに入りきらないので縮小。Macrium Reflect Free にはクローン時、クローン先でのサイズを指定できる機能があり、回復パーティションが入る分だけ残る形にして縮小した。そもそもこの機能が欲しくて色々探し回った訳で、逆に言うと、どうしてこんなに選択肢が少ないのか不思議でもあった。フリーソフトでは作るのが困難なレベルの機能なのだろうか。素人目には、ずいぶんディープなレベルのシステム設定に手を加えるフリーソフトがたくさんある印象なので、作ろうと思えば作れる人がたくさんいそうな気がするのだが、ニーズが少ないって判断されているのだろうか。


■小ネタ
 クローン作業を始める前に、新しいSSDをWindowsに認識させるためフォーマットしておく必要がある(そうしないとクローン先のターゲットドライブを選べない)。その際、ドライブ・レターを付けておくと、クローン後のSSDから起動した際、EFIシステムパーティションもドライブとして認識され、エクスプローラに表示されてしまう模様。ドライブにアクセスできないのに(アクセスを拒否される … システム上当然といえば当然な仕様って気もする)ドライブとして表示されるということになって邪魔なので、SSDのフォーマットはドライブ・レターを付けない方がベターなようだ。
 
 ubuntu から GParted を使ってパーティションを操作しようとしたら、Windowsのシステムが入っているパーティション(Cドライブ)は削除、リサイズ等、一切操作ができなかった。調べたわけではないので正しいとは断言できないが、WindowsのOSを壊してトラブルにならないよう、GPartedの方で制限がかかっている印象を受けた(あくまで「個人の感想です」笑)。

 以上、SSD換装の雑感でした。

 

 


2018年1月12日金曜日

auのSIMロック解除スマホのapn設定(CPA設定保存)

SIMフリーでスマホを持った。今まで頑なに(?)というか、必要性がなくてモバイルで使う電話はガラケー。他に、3年くらい前から職場のネットワークのセキュリティが強化されて、私用メールをチェックできなくなったので、タブレットでフリーのデータSIMも使っていた。3GB契約でもほとんど余るような実態で、家でも職場でもPCが使えて外回りもほとんど無いので正直スマホに換えて、キャリア会社に高い料金を払うこともないかなと…。

ところが、家族はみんな何年も前からスマホで、最近、機種変更をしたので、古いスマホをくれることになった。キャリアのスマホでもSIMロックを解除できるようになったので、通話するのには向かないタブレットよりモバイルの使い勝手が良いだろう、とのこと。

auで使っていたスマホなので、DoCoMo回線ではなくau回線を選べるbiglobeに申し込むことにし、webから手続きをすると2日ほどで荷物が届いた。SIMロックもwebからすぐ解除できたので、これですぐ使える…と思ったら落とし穴が…(笑)。

送られてきた説明書通りにapnを設定しようとしても「入力データに誤り、または不足があります」とエラーメッセージが表示されて設定を保存できない! 事前に無効化していたau関連サービスのアプリのせいかと思って有効化してみても変わらず。仕方なくネットで検索。しかし、どれもメニュー構成が違っていて、参考にならなかった。そもそも「設定」アプリはauのことだけ考えていて、apnの設定ファイルから新しい接続先を選択する、という操作自体メニューにないという次第。接続先名やユーザー名、パスワード等をダイレクトに入力して保存するスタイルの画面が出て、さらにプロキシやポート番号も入力することができる、という若葉マークユーザーには敷居の高い代物だった(笑)。

もっとも、その部分はタブレットの設定をする時に経験済みなので特に困ったわけではないんだけど、説明書通りに入力しても保存されないのでは手の打ちようがなかった訳です。 そのうち、検索したページの中にuser名の後ろに「@」をつけてapnサイト名を付加する(「user@biglobe」)と保存できた、というコメントを見つけて実行したらすんなり成功!

何度やっても保存できないので、パスワードがゼロ(0)かオー(O)かで間違っているのかとか色々想像してしまったけど、何のことはない説明書の記載が不十分だったってこと。もし、auのスマホからSIMロック解除で格安SIMを使う人で、うまくapnを設定できない人がいたら参考にしてみて下さい。


2017年10月9日月曜日

SSD換装(迷走の1日)

思いがけず臨時収入が(本当にわずかだけど-笑)あったので、デスクトップの起動ドライブをSSDに交換した。

今自宅に置いてあるデスクトップは、前のデスクトップが突然死した(年末年始に単身赴任先から帰ってきていた元旦当日!)ので、とりあえず使えればいいと急遽購入したもので、システム用とデータ用にHDDを2つに分けて使っていた。もっとも、単身赴任でほとんど使うことは無いのでそのままでもさほど支障は無いのだけど、SSDを使ってみたかった、というのが正直なところ…。

もともとシステム・パーティションは128GBだったが、半分以上空いているような状態だったので同じサイズのSSDを購入。…これが迷走の出発点であった(笑)。

確かにネット上では、元々のシステム・パーティションより大きなサイズのSSDで作業する記載が多く、小さい場合は、システム・パーティションを縮小させて作業するような記載があった。だが、Windowsのまま作業するから制約があるのだろう、くらいに思っていて、自分はLiveCDでLinuxを起動させて、パーティション編集ソフトから作業すれば楽勝とたかをくくっていた(笑)。

ところが、Bootストラップ・ローダやらドライブ・レターの付いていないシステム用パーティション やらがからんでそうは単純に行かなかった……。

仕方なくWindowsでシステムのバックアップをとり、それをSSDに復元しようとすると「サイズが小さくて復元できないぞ、ボケッ」という感じのエラーが出てダメ。バックアップ・ソフトを代えて試してもやっぱりサイズが小さいとエラーが出てダメ。パーティションを分けてあっても、システム・バックアップのファイル情報には、どうやらドライブ全体のファイル構造などの情報が入っていて、パーティション単独で処理する作りにはなっていない様子。そこまでほぼ半日が費やされていた…。

この段階で、出発点に戻り、手間がかかるから避けていた方法に着手。まず、データ・ドライブに入っていた不要なソフト、データ等を削除、あるいは外付けドライブにバックアップ。データ・ドライブのパーティションを解放。システム・パーティションもサイズを縮小。そこでシステムをバックアップ。接続済みのSSDを選んでそちらに復元。

データ用に増設してあるHDD(当初はEドライブ)のドライブ・レターをパーティションを解放したドライブ・レターのDに変更。そこで再起動。システムが起動する前にUEFIを起動させ、システムの起動ドライブを変更。ちなみに、失敗している途中は、形の上でシステムをSSDに書き戻しても起動ドライブとして選択できなかった。多分、Bootストラップ・ローダがうまく書き換わらなかったのだろう。

改めてUEFIの変更を保存して再起動。SSDから起動することを確認して、前のドライブをフォーマット。先ほど一時的に変更したDドライブをEドライブに戻し、フォーマットしたドライブの方をDドライブと変更。こちらに、他のドライブに避難させてあったデータ類を書き戻しすべての作業を終了。

HDDの情報管理が複雑な仕組みになっていることを改めて感じた1日でした(笑)。

2016年12月31日土曜日

WINE のフォント設定


 WINEを入れてみた。いくつかWindowsで使っていたソフトを、Windows10以降も継続的に利用できないかと思ってのこと。10になって、互換設定を使っても上手く動かないソフトが多く、ubuntu内で使えたら…との思いで試してみた。

 結論から言うと成功。しかし、ソフト内でメニューなどを表示するフォントが不自然で不満が残ったので、色々トライしてみた。幸い文字化けは起こさないのだけど、フォントが小さく、文字と文字の間隔も詰まっていて見辛い状態だったので、フォント設定を見直してみた次第。

 あるページでは、MSゴシックのフォントをWINEのフォント・フォルダにコピーすればいいと紹介されていたが、変化無し。ちなみに、WINEの設定等は、「~/$HOME/(ユーザー名)/.wine」以下のフォルダに格納されているらしいことを知った。先頭に「.(ドット)」のついたフォルダは非表示になるという、LINUXの仕様で、ファイル・ブラウザからは所在を確認できないので、端末で「CD」しながら、ダイレクトに名前を打ち込んでフォルダの所在を確認してみた。こちらもちょっと勉強になりました。

 そのうち、端末で「winetricks allfonts」すると、必要なフォントがインストールされるという記述を見つけたのでトライ。しかし、リンク先に指定されたファイルが存在しないと言われて失敗。さらに、検索すると  「winetricks corefonts」を先に試して、それでもダメだったら「allfonts」を試すと良い、と紹介しているページがあったので、そちらを実行。

 今度は正常にインストールが進み、無事終了。改めてWINEからWindowsソフトを起動すると、以前より読みやすいフォント表示になっていて、とりあえず一安心。

 段々、新しいWindows無しでもPCを利用する上で支障のない状態になってきたな~というのを実感する今日この頃であった(笑)。

2016年9月11日日曜日

Thunderbird メールデータの統合・再生





現在、主に使っているノートPCは、Windows7 から10にバージョンアップした際、すんなり移行できなくて、一度、7を最初から入れ直して10にアップすることになり、Thunderbird も新規に入れ直したもの。そのため、メールデータが途絶。一応、移行作業前にメールデータを保存してあるフォルダを、そのままコピーして取っておいたので、書き戻せば元に戻せたのだが…いつものことなんで、特にこだわる必要もないかと思い、新規に使い始めたせいでもあるのだけど…。

ただ、添付ファイルなど、必要になる場合もあるので、しばらく交信していなかった人のメールアドレスを調べるついでにデータ回復・統合法を調べてみたので、自分用の備忘録を兼ねメモ。ただ、バックアップとはいっても、Thunderbirdのメニューからファイル保存を行ったのではなく、通常のメールデータ保存フォルダを、他の場所にコピーして複製を残してあった、というケースへの対処法。

手順
1.メールデータのバックアップ、あるいは保存フォルダが残っていることが前提。
  自分が今回試した方法は、Thunderbird の左側、メール・アカウントの下にある、ローカルフォルダに作ってある、メール振り分け用のフォルダ単位でメールを Thunderbird に認識させ、その時点で保存されているメールデータと統合したという方法。IMAPで運用している人には、当然、無用の話。

2.バックアップされているファイルは、「○○○.msf」というファイルとmsfの拡張子のつかない「○○○」だけのファイルでセット。○○○には、ローカルフォルダにあった各フォルダ名。

3.○○○が、現在使っている Thunderbird でも使っているものだと上書きされる心配があるので、リネームする。全然違う名前でも良いし、何文字か追加するだけでも大丈夫。例えば、○○○-tmp など。

4.○○○.msfと○○○の2つのファイルをセットで、現在のメールデータフォルダ(ローカルフォルダ側)にコピー。
  現在の環境では "C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\(アカウン名).default\Mail\Local Folders"。AppData のフォルダは、ファイルの表示設定を変更しないと、デフォルトでは見えないので、事前に設定を変更しておく必要あり。

5.統合したメールデータをコピーしたら Thunderbird を起動。一回では認識してくれないこともあるので(ファイルデータが大きい場合、読み込みに時間が必要だっただけなのかも…)、1~2分してもう一度起動すると、ローカルフォルダの部分にリネームしてコピーしたファイル名が、フォルダとして表示されているはず。そのフォルダを選択して、右側のメールリストにメールが表示されれば成功。手動になるけど、個々のメールを選択して、保存したいフォルダに移動させれば終了。念のため、メニューからファイルの保存を行っておけば、またデータが分断しても安心。

6.フォルダ内にさらにサブフォルダを作ってあった場合は、メールデータを保存してあるフォルダ内に「▲▲▲.sbd」というサブフォルダが作られていて、その中に、msfの拡張子のつくものとついていないものがセットで保存されているので、先ほどと同じように処理(ただし、サブフォルダとして回復させることはできないので、通常のフォルダとして認識させ、その後、サブフォルダに移動させる必要)。


以上。

(おまけ)
送信メールを示す「SENT」というファイルがあり、コピーする時、たまたま「SENT-old」としてコピーしたら、ローカルフォルダの中で「送信済みトレイ」と表示されて、専用のアイコンがついていた。偶然だけど、システムの予約語だったのかも…。