2011年3月19日土曜日

転ばぬ先の杖



 先日、スタンバイから復帰させようとすると画面が黒いまま固まってしまった。仕方なくリセットボタンで再起動…しない。途中で止まってしまう。今度はリセットの途中でセーフモードを選択。ドライブが損傷しているかもしれないと思い、ドライブチェックするように指定してリブート。水色の画面が出て、チェックが始まった…が先に進まない。後から考えると、このドライブチェックでブートレコードかどこかをさらに壊してしまったような気がする。結局、これ以降、正常に起動できず、XPの画面の途中で固まり、エラーメッセージも出ない状態に陥ってしまった。


 Ultimate Boot CD からTestdiskを使って修復を試みてもダメ。途中、パーテーション自体見えなくなってしまった。ネットで色々情報を検索するも UBCD のバージョンが違うものばかりだったので、UBCDも作り変えて再トライ。何とかデータだけは見えるようになったので、外付けHDに設定情報のデータだけコピー。最終的に再インストールを行った。


 そこで「転ばぬ先の杖」に起動ドライブのイメージ・バックアップを取っておこうと思い、バックアップソフトを探してみた。一番手軽なのがwindows付属のバックアップソフト。XPでもインストール・ディスクからインストールすることができる。でも、windows下でバックアップを取ろうとすると、使用中のファイルなどがロックされていたりするので、どうも勝手の分からないところがある。そこでlinuxベースのバックアップソフトがないか探してみた。その結果、UBCDに入っていた Parted Magic 内の Partition Image を使ってCドライブ全体をバックアップしてみた。(途中の画像を参照)


 最初、バックアップ対象のドライブのマウント方法が分からず多少てこずったが、windowsのようにドライブ・レターで指定するのではないこと考えて対応。無事外付けHDに保存することができた。再インストールするまで3日。再インストールと設定の復元に2日。バックアップソフトを探して、使い方を確かめるのに2日。長い道のりであった。途中、東北に大地震が起こって、そっちにも対応が求められたため、かなり疲れる1週間であった。