2010年11月20日土曜日
Dropbox
今のところ大変快適。作ったファイルをポンとフォルダに放り込んでおいて、あとから別のPCで開いて続きをするって感じで、違うPCだってことを意識しなくてもいい位。そのままドラッグすると移動モードになるようで、袋にしまってあった道具を出してまたしまって…という感じになる。
一応、セキュリティのことがあるけど、あまり拘らずに使ってみようと思う。最低限、生ファイルのままでは保存せず、暗号化しておくぐらいはしようと思っているが…。そのうち、PCもiPadみたいなスレート型のものになって、屋外でもどこでも使えるようになるんだろうな。そんな時、こんなフォルダがあるとどこでも思いついた時に手を入れられるスタイルになるわけで、本当にユビキタスなPC環境になるんだろうね。
2010年11月5日金曜日
どうであっても小沢一郎??
尖閣諸島問題のビデオが流出したってことで、今日は下火になっているが、小沢一郎の国会召致絡みの話が連日報道を賑わしている。しかし、どうしてこうもマスコミは小沢悪玉論を定着させたいのだろうか?他の政治家にも、お金絡みで処理手続き等不始末があり、問題にされることはあるが、形式的なミスの場合、ほどなくして報道も下火になると思うのだが、こと小沢が絡むとヒートアップしているように感じられる。
報道されている「だけ」の話ならこのような報道の加熱振りが不思議なのだけど、マスコミは、表には出せないけどはっきりと不正の事実を把握していて、それを直接は報道できないものだから、いわばどうでもいいような話題でしつこくネガティブ・キャンペーンを張っているということなのだろうか。一応、報道を好意的に解釈すると、そういう図式が思い浮かぶのだが…。でも、そうでなくて、一部の週刊誌についてのコメントだったが、中身はどうであれ、小沢を見出しにして特集を組むと売上が上がるので止められない、なんて話もあるらしい。これじゃ本当にマスゴミと言われても仕方ないか…。もっとも、週刊誌やワイドショーと全国紙やテレビのニュース報道を一緒にするな、と言う声も聞こえそうだが。
マスコミが決して好意的に取り上げようとしないことに小沢も腹に据えかねているのだと思うが、恣意的に編集されないUstreamなら出演している様子。その姿を見て、首相辞任会見で、民放を追い出してNHKだけ呼び寄せて会見した佐藤栄作を思い出さないでもない。ただ、マスコミの論調にどうもしっくりしない気持ちを拭うことはできそうにないな、と改めて思っている。今後の展開を興味深く思っているところだ。
2010年10月31日日曜日
Microsft Update
それでも回線の大元のサーバーでフィルタリングされているため、大丈夫なんだと信じているのか、ほとんどの人がアップデートに無頓着。検索でヒットしたページを見ようと思っても、フィルタリングがガチガチで、他愛ない内容のページでも遮断されてしまうため、使い物にならない、と思っている人も多く、余計、セキュリティには関心を持たなくて済む条件が揃っている。しかし、個人的に(内緒で)proxyのアドインを使って、フィルタリングの網を潜り抜けてネットを使っているので、さすがにセキュリティ・アップデートをほっておくことはできず、手動で更新しようとしてみた。
ところが、何度やっても失敗してしまう。確かに、もともと回線の帯域が狭かったのに、最近、さらに遅くなっているような状況なので、それが原因で失敗しているのかなと思い、遅い時間帯や休日出勤したときなどに試みたが、それでもダメ。いよいよこれは、PC固有の問題だと予想して、原因を調べてみた。そうすると、マイクロソフトの解説ページの中に、それらしい説明を発見。%windir%フォルダにあるWindowsUpdate.logを開いて、その中に「error=0x80072efd」の記述がある場合、proxy経由でネットに接続している環境下でありながら、update時にそのproxy設定が反映されず、アップデート・サーバとの接続に失敗しているとのこと。対策はCommandプロンプトを開いて、「proxycfg -u」のコマンドを打ち込むこと。これでLANの設定画面で設定されているproxy設定がシステムに読み込まれ、無事接続できるようになる。
どうやらセキュリティ・アップデートのバージョンがv5からv6に上がった時点で条件が変わっていたらしいが、知らずにいたのでこのようなことになっていたらしい。ネットで見ていると、企業などでこのことを知らずにいるところも結構あるようなことが書かれていた。うちなんてまさにその通りの状況だったわけだった(笑)。
2010年7月13日火曜日
Windows 2000 サポート終了
Windows 2000 サポートが終了とのこと。既に引退状態のOSだが、ちょっと使いたい程度のフリーソフトを仮想マシンにインストールして使うのに都合が良くて、最近でもよく利用していた。ちなみに、このブログの設定は、VirtualBoxにインストールしてあるWin2kの中のOperaに保存してあって、ここを書くのに利用して来た。
特別このOSでネット・サーフィンやその他、セキュリティー上危なくなるような作業をすることはないのだけど、一応、セキュリティー・アップデートの最終版を手元に残しておこうかなと思って、「SP+メーカー」を使ってHotfixディスク(iso)を作ってみた。
ただ、それで作成されたディスクが本当に使えるのか確かめておく必要があると思い、既にVirtualBoxには、ひとつWin2kが入っているのだけど、確認だけのため新規インストールを試みてみた。………ところが、入らない………。以前は、インストール・ディスクから支障なくインストールできて、その後、自動アップデートで最新状態にできたのに、設定段階で、コンポーネントのインストールから最後のタスクに行くあたりで異常終了し……また設定の最初に戻り……それがエンドレスの無限ループ状態に陥ってしまう。
最初、「SP+メーカー」でインストールCDも一緒にしたバージョンを作ったので、その内容がおかしいのかと思い、Hotfixだけを作り直し、元々のインストール・ディスクからインストール。…しても同じところで異常終了→無限ループ。
これはVirtualBoxにバグがあるのかもしれない、VirtualBoxの方を先にインストールし直した方がよさそうと思い実行。VirtualBoxも、SunからOracleに売却されて体制が新しくなっていたことも知っていたが、少し様子を見てからバージョンアップしようと思っていたので、ちょうどいい機会と思ったせいもある。そして、仮想化マシンや仮想HDの保存場所も管理しやすいところにまとめようと思ってCドライブから移すこともできた。…その際、再登録で手間取ったが、それは省略。
Oracle版のVirtualBoxは、バージョン3.2.6。ちょっと起動画面のデザインが変わったりしたけど、同じような作りで支障なく使えそう。…と思って、Win2kを入れようとしたけど、やっぱり同じ。それで似たような症状の情報がネットにないかググって見た。そうすると、どうやら仮想化されたハードディスクからの反応が、物理的にありえないタイミングで帰ってきて、それを上手く捉えられない、インストール・プログラムのバグ(…ネットの筆者はそう表現していたが、まあ、プログラマの想定外の事態の気も…)のせいとか。
確かに、今インストールされているWin2kは、VirtualBoxがバージョン2の時代に入れたものだった。当時の仕様だとインストール・プログラムも付いて行けていたのだろう。バージョンが上がるにつれ、反応速度の改善があったってことなのかな…。
さらにネットを探すと、反応速度を遅らせる(delay)操作を紹介するページを発見。VirtualManage.exeをコマンドラインで使って指定するらしい。…途中を省略するが、結論として上手く行かず断念。とりあえず、半日かかってその日は敗北で終了(笑)。
翌日、VirtualBoxのバージョンの問題なら、古いバージョンを入れて、そこにインストールすればいいではないかということに気が付く。…が、新旧両方のVirtualBoxを並存させることは無理だと想像されるので(レジストリその他の設定が衝突して、ひとつしか登録できない仕様のように思われるので)、この方法も断念。…そのうち、VirtualPCの存在を思い出す。そもそも、仮想化PCは、最初、VirtualPCから試したのだが、仮想化したかったUbuntuと相性が悪かったので、VirtualBoxに乗り換えたもの。同じMicrosoft同士の製品なら親和性が高いと想像されるので、そちらで試してみることにした。
ただ、2007版だと、同じことになっても嫌なので、ググって古いリンクを探し、VirtualPC2004をダウンロード。すんなりインストールされて、新規に仮想化PC登録。オリジナルのインストールディスクからインストール成功!そこで、もうひとつ仮想化PCを作って、SP+メーカーで作った、インストール・ディスクを試すが、失敗。最初はISOファイルからインストールしたので、改めてCD-Rに焼いてトライ。…でもダメ。
どうやら、SP+メーカーで作ったインストール・ディスクには、どこかにバグがあるらしい。そこで、HotfixとSP4の分だけのディスクを作って、インストール後のアップデートだけ対応できる方法を試してみた。こちらはISOファイルのままでも成功。ずいぶん、遠回りしたが、これでSP+メーカーで作ったセキュリティ・アップデート・インストール・ディスクは、自分の環境でも実用になることが確認できた。ただ、その後、オンラインでアップデートを試みたところ、まだいくつか「優先度の高い更新プログラム」が示されたので、SP+メーカーのアップデート情報が少し古かったらしい。そこで、再度、SP+メーカーを起動。ヘルプから最新情報を検索させて、6/12の日付のものを発見。それをダウンロードして再度Hotfixディスク(ISOファイル)作成。
再度、新規PCにWin2kをインストールして、アップデートすると、今度はオンラインでアップデートしても「優先度の高い更新プログラム」が表示されず、名実共に現在の最新状態が得られた。
もっとも、こんなに手間隙かけても、実際にWin2kがどれだけ必要なのか、というと、なければなくても…なのだけど、まあ、何事も試してみて、将来その経験が生きることもあるだろうという前向きな評価ということで…。
2010年6月27日日曜日
馴れ合い
大相撲がまた物議を醸している様子。朝昇龍で失態をずいぶん指摘されたけど、それ以上に深刻なレベルにあると思われる。ただ、新聞やテレビがさも驚いたかのように…いわば自分たちも知りませんでした、というスタイルで報道しているが、ずっと力士たちの生活に密着して話を聞いているスポーツ記者たちが知らなかったわけがない。知っていても、そんなことを報道したり、止めるように意見しても、飯の種を無くすだけのことなので見て見ぬ振りをしていたんだろう、と想像される。
小沢一郎と鳩山由紀夫が辞任して、小沢一郎は、反対派によって失脚させられたかのように報道されているが、ここもシナリオ通りの話が進んでいるだけのような気がして仕様がない。小沢一郎も、いかにも権力の主流から外されている風を装っているが、実態はそれほど以前と違っていないのではないだろうか。もともと正式な地位を持っているから振るっていたという実権じゃなかったように思うので…つまり、幹事長や党代表でなくても、それ以上に恐れられていたようだから、今と変わらないんじゃないか、ということ。
他にもあるけど、マスコミが描くストーリーは、どうも状況迎合的というか、余白の埋め草目的というか、毒にも薬にもならないような駄文を書き連ねて、スペースと時間を満たしているだけ、という気がする。中身はどうとでも言い逃れできるような、観測文ばかりとか…。
結局、情報ソースを持たない下々は、何も分からないんだな~などとちょっと寂しくなる。
2010年6月20日日曜日
官房機密費
官房機密費の話がちらちら目に入る。少し前から話題になってきていた。かなりの(…ここは正確ではないが…)ジャーナリスト・学者・評論家などが、その恩恵を受けてきていた、という話。いわばソフトな言論統制ということだと思う。もっとも、これも情報統制や情報操作の表れなのだとすると、もうホント一般人は政治の世界は分からないことになるが、どっちであったとしても「藪の中」であることは違いない、と思っている。
真実は現場にある、のだろうけど、その真実は、現場に遭遇した人にとっても各々異なっていることがありうるわけで、週刊誌などで好まれる陰謀説も含め、ストーリーは何種類も存在するんだ思うようになってきた。ただ、それでも自分なりに納得しやすいストーリーを探したいのだけど、大手のマスメディアの論調は、どれも納得のいかないものが多い。新聞など、必ずといっていいほど何らかの評価・展望が最後に付け加わるのだけど、根拠が不明な場合が少なくない。それは、読み手からすると、直前までの記述からいきなり飛躍するようにすら感じることも少なくないということ。もしかしたら、現場にいる人たちだけが感じている追加情報があるのかもしれない(…多分、あるんだろうとは思っている…)が、奥歯に物が挟まったような感じで明らかにせず、そこから飛躍して紋切り型にコメントをくっつけて、一定方向に意識を向けさせるような印象付けだけするような記述は、どうも気に入らないんだな。
もし「書けない事がある」というのであれば、ジャーナリズムのアポトーシスということかな。それが何故書けないのか、が問題。官房機密費の話なんかが出てくると、「書けなかい」ではなく(都合の悪いことは)「書かない」だったんじゃないか、と勘繰られてしまう。どこかに気兼ねして書けない事があるのは、ありうる。しかし、「どこ」への配慮だったのか、ということだね。
しかし、今、マスメディアのビジネスが急速に破綻に近づいていると言われ始めている。そうなった時、もう気を使っている余裕はない、といって書き始めることがあると、もしかしたらマスメディアに対するニーズが復活するのかもしれない。新しい魅力を持ったことで。…でも、こちらのシナリオ、可能性は高くない気がする。
2010年6月8日火曜日
Swing Journal 休刊
Jazz の老舗誌、Swing Jornal が休刊になるとか…。詳しくは報道の内容を知らないので、個人的な印象だけど、高齢な人の比率が極端に高い雑誌という印象を持っていた。記事の方向が、何せ「激しい」ことを称揚するような印象で、寛ぐために音楽を聴くって姿勢に否定的な雰囲気を感じたものだ。単なる勘繰りだろうけど、安保だの学生運動だのを青春時代に語った人たちに共通する雰囲気という感じで。そこから、雑誌が休刊すると聞き、衰退のシナリオも当然と感じた。Jazzの情報の得られる数少ない雑誌ということで、勤め始めても毎月のように購入していたものだが、雑誌で推薦されるアルバムを聞いても、全然楽しくない、という経験が続くうちに買わなくなってしまった。実際は、もう20年近く読んでいないので、最近、この雑誌がどうだったかは分からない。でも、心の中には「当然の結果」と感じる自分がいる。
少し前にはロックの専門誌が、愛読者の年齢層が高くなって、小さな文字では読みにくいということで字のポイントを上げる、という記事が出ていた。多分、購読者の母集団はかなり小さくなっているんだろうけど、それでもこちらはまだしばらく存続できるということで、幸せなことだ。でも、アゴラのブログで指摘されていた社民党のように、お年寄りの固定客との関係を継続するだけで、新しいファンの開拓に成功する可能性はほとんどゼロではなかろうか。そもそも雑誌で入手すべき情報として何があるだろう。一種のカリスマとしてその一挙手一投足が関心の的となっていたロックやポピュラー・ミュージックの勃興期と違い、BGM的に消費されるコモディティーと化した音楽に、特段の神秘性も付加価値情報も必要とされない気がするから。雑誌として盛り込むべき情報の選択肢が極めて狭まっているということだと思う。…もっとも、それは、自分がもうそういう情報に関心がなくなっている、ということだけなのかもしれないが、そういう人が多ければ、雑誌は売れないはず。実際、そんなことが実際のことなのかな~と感じている。
2010年6月2日水曜日
非対称…(再掲)
招かざる客…
ほとんど他人に知られていないエントリーなので、投稿コメントなど気にしていなかったら、昨年の秋のエントリーに200件を越えるコメントがあってびっくり…。そこで覗いてみると…何のことはない、自動的に書き込まれている怪しいアドレスに誘導するためのゴミ・コメント。いちいち削除するのも面倒で、エントリーごと削除した。それほど残すことにこだわる必要もない程度のものなので。まさかそれが目的で…なんてことはないのだが、ここのブログ管理の仕様はそんな時、面倒だった。一覧で一気に削除対象を選択できるといいのだけど。まあ、不便を感じたら他所に引っ越せばいいだけのことだしね。
2010年5月30日日曜日
再開
しばらくブログにコメントする余裕がなくて、ほったらかしになってしまった。また、少しくらい、更新してみようと思う。
先週で先日、鳩山首相が沖縄に関するコメントを発表した。また、謝罪のオンパレードのコメントであった。色々、論評されている。確かに「格好悪い」スタイルの人だと思う。誠実である、と感じてもらえることを優先してあのようなスタイルを採っているのだろうな…。
ただ、どのようにことばを選んだところで、鳩山首相が選択肢を狭めたわけではないだろう。もともとほとんど選択肢…みんなが納得できる妙案があったわけでは…たぶん…ない。誰がやっても同じ結論になっただろうし、そうでないとすると、日米安保条約の破棄だの、日本再軍備だのと、もっと国を割って大論争が生じるような形の対応策をとったことになったのではないか、という気がする。正直、それ以外思い浮かばないのだ。外交・軍事関係の専門家だと、他の方法を持っているんだろうか。少なくとも沖縄から○○へ△△を移動させ、□□を××して…という風に具体的な代替案を示し、そうすればすべて解決できる、とした発言を見た記憶がない。あとは、どうやって地元の住民を納得=我慢させるか、という詐欺師のテクニックの巧拙を競っているような気がする。
少なくとも自分たちの都道府県や市町村に受け入れようとしないで…国外へ、と考えているともいえるが…NIMBYなまま、マスコミがマイクを向けると得意になってステレオタイプなコメントで首相を非難する風潮も見ていて恥ずかしくなると同時に、ため息が出る気分だな。自分が気が付かないように上の立場の人が何でもやっていくれるのを理想とする、パターナリズムにどっぷり浸かっている意識が感じられて。