2010年11月5日金曜日

どうであっても小沢一郎??

 尖閣諸島問題のビデオが流出したってことで、今日は下火になっているが、小沢一郎の国会召致絡みの話が連日報道を賑わしている。しかし、どうしてこうもマスコミは小沢悪玉論を定着させたいのだろうか?他の政治家にも、お金絡みで処理手続き等不始末があり、問題にされることはあるが、形式的なミスの場合、ほどなくして報道も下火になると思うのだが、こと小沢が絡むとヒートアップしているように感じられる。


 報道されている「だけ」の話ならこのような報道の加熱振りが不思議なのだけど、マスコミは、表には出せないけどはっきりと不正の事実を把握していて、それを直接は報道できないものだから、いわばどうでもいいような話題でしつこくネガティブ・キャンペーンを張っているということなのだろうか。一応、報道を好意的に解釈すると、そういう図式が思い浮かぶのだが…。でも、そうでなくて、一部の週刊誌についてのコメントだったが、中身はどうであれ、小沢を見出しにして特集を組むと売上が上がるので止められない、なんて話もあるらしい。これじゃ本当にマスゴミと言われても仕方ないか…。もっとも、週刊誌やワイドショーと全国紙やテレビのニュース報道を一緒にするな、と言う声も聞こえそうだが。


 マスコミが決して好意的に取り上げようとしないことに小沢も腹に据えかねているのだと思うが、恣意的に編集されないUstreamなら出演している様子。その姿を見て、首相辞任会見で、民放を追い出してNHKだけ呼び寄せて会見した佐藤栄作を思い出さないでもない。ただ、マスコミの論調にどうもしっくりしない気持ちを拭うことはできそうにないな、と改めて思っている。今後の展開を興味深く思っているところだ。



0 件のコメント: