2008年9月15日月曜日

仮想化Ubuntuへの道(…まだ途上だけど…)-その1

 Ubuntu 8.04 をインストールしてみた。Linux はまったく触ったことがないが、関心はあった。しかし、メインのPCに入れてしまうと仕事に支障もあるので、踏み切れずにいたところ、VirtualPC や VirtualBox を使ってOS上に仮想化マシンを作り、その中で走らせることができるということを知り挑戦してみた。

 今年の6月頃に最初の挑戦を行った…。まず、VirtualPC 2007 をインストールし、当時、まだ8.04はリリース前だったので7.10を入れるべくトライしてみた。ネットで調べると、インストールの時にコマンドラインからディスプレイ関係のオプションを追加する必要があるとのことだったので同じように打ち込んでみた。しかし、ネットでも人によって追加オプションの内容が違っていて?だったが、トライ・アンド・エラーで実行。…しかし、結局は上手く行かなかった。そのうち、仮想化したボリューム本体を公開してくれている人のページにたどり着き、それをダウンロードすることで起動させるところまで到達。時々起動させて、ネットにつないだり、ゲームで上海をやってみるくらいで、本格的に使うってところまで行ってなかったが、とりあえず、勉強用の教材を確保しておくってイメージでいた。

 そのうち、8.04 がリリースされたとのことだったので、仮想化ボリュームを追加して、仮想ハードディスクをフォーマットするところからインストールしてみた。前回と違って、今回はいくつかのネットで紹介されていた追加オプションでインストール自体は完了。プログラム本体のインストール終了後、初期設定の途中でキーボードの選択がおかしくなって画面が固まってしまう状態に陥り、何度かやり直す羽目に陥ったが、画面が固まった状態でしばらく放っておいたら復帰していて、なんとか起動できる状態までたどり着くことができた。しかし、7.10と違って、サウンドが鳴らない。ネットがつながらない、でだいぶ格闘。…そもそも、Ubuntu や Linux の基本作法が分かっていないので、どこに設定情報が格納されているかも分からず、その設定の変更方法も不明。ネットを検索しながら関係のありそうなところをしらみつぶしにいじってみるしかなかった。そのうち、ネットに関しては手動で設定することで接続自体は可能になることが分かり安心。現在、我が家のネット接続は、途中に無線LANを入れた関係で、ADSLのモデム自体もルータ・モデムなのに、そこに無線LANの親機がつながっているという二重ルーター状態で、8.04ではそのうち、手前側の無線LAN親機のIPアドレスをDNSサーバーと認識しているため、名前解決ができずネットにつながらない、という状態になっていたらしい。外とつながっているADSLモデムのアドレスをDNSサーバーとして追加してやればネットを開くことができるようにはなる。しかし、設定を記憶させたつもりでも、起動のたび設定し直さねばならず、お手上げ。設定を記憶させておく方法が何かあるんだろうけど、分からず…そのうちもう少し Ubuntu を勉強したら再トライしようということにして諦めた。 また、サウンドの方も、7.10だと、VirtualPC の初期設定である SoundBlaster16 をサウンド・カードとして自動的に認識していて、何も設定しなくても音が出ていたのに、自分でインストールした8.04では認識してくれず…。これも対応の仕方が分からず断念。

 そもそも VirtualPC は Ubuntu や Linux と相性がよくない、と説明しているページも多く、最初から無理を承知でインストールしていたところがあったので、快適に使うというより、勉強のための教材という意識が強いところがあった。そういう意味では、覚悟の上の作業だったのだけど、7.10の方もアップデートを促すメッセージが出るのでアップデートしたところ、マウスを認識しなくなりバンザイ。そもそも7.10も、インストールの段階で、マウスが使えなくなるので追加オプションをこうしてああして…というコメントをあちこちで目にしていたのだけど、それがここで再度表れたってことだと理解した。そんなこんなで、VirtualPC では、今のところ、Ubuntu を勉強するところまで行くこと自体大変すぎるってことで、素直に VirtualBox を使ってみることに方針を転換した。

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