2008年10月13日月曜日

NHKのメジャー中継?

 調べもしないでの疑問だが…

 NHK-BSのメジャー中継。レッドソックス-レイズ戦を観ていて「?!」となったのが、バッターボックス後方のフェンスに「東進ハイスクール」の広告。その前も「ケロッグ・コーンフロスト」の広告が出ていた。どちらも漢字・かな文字で…。当然、NHKが自分でそんな広告を放送するはずないと思うのだが、実際はどうなんだろう?

 一応、自分なりに考えて可能性の高い予想が…映像はメジャー・リーグ側が各国の放送局に配信しているのだろうから、撮影した映像を配信する段階で、各国の企業から受注した広告を入れる加工を行って送信しているのだろうというもの。どうも、フェンスには、画像の組み込みが容易なように緑一色のパネルが貼ってあるだけで、放送の段階でそこに広告用の画像を貼り付けている様子。時々、パネルの端っこだけがバッターのアップの背後に映るとき、無地のパネル面だけが見える気がするので、そこからの推測だが…。

 そうだとすると、NHKが広告料を得ているわけではなく、大リーグ機構が広告収入を上げていることになるが、それを承知で配信を受けているNHKは、いわば確信犯的な共犯(…別に犯罪ではないが、比喩的に言っての話で-笑)。自局で企業名を挿入するとまずいが、スタジアムに掲示されている企業広告の看板が映像の中に入ってくることは避けられないっていうのと同じ理由で、名前が放送されたからといって目くじら立てることではないが、企業は間接的にNHKで企業宣伝を行うつもりで大リーグに広告料を支払っているようなもの。公共放送(笑)の合法的な一部私物化と言えなくもないですね。以上の想像が正しかったらの話だけど、広告を申し込む側(今回なら東進など)は、どんな目論見で申し込んでいるのだろう。興味がわく。

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